否定したがる人。

 

私が一番付き合いたくないのは、人がこれから「さぁ、やろう!」と思っている事に対して、すぐに「あー、ダメダメ」「自分には合わない」と否定したがる人。

「上手くいかないよ」ならまだ分かりますが「自分には合わない」なら、放っておいてくれれば良いのに・・・と思います。その人に「一緒にやろうよ」と声を掛けたことならともかく、誘ってもいないのに「自分はダメだ」と言う人は、失礼ながら「何を勘違いされているのだろうか❓」と不思議でなりません。

「やる気」の芽を摘む行為

ひきこもりの人が「何かやろう」という気が起きるまでに、どれだけのプロセスがあるか計り知れません。それを「ダメ」という一言で潰してしまうのは、すごく残念な行為であり、本人にとっては「ああ、私はやっぱり何をやってもダメな人間なんだ・・」と落ち込んでしまいかねません。

ずっと否定され続けたからひきこもったのであって。
そこを少しずつ回復して来たのに、また否定されたらもう「人格すら否定されている」「自分という存在を否定されている」という気にすらなってしまいます。

そしてこれは残念ながら、ひきこもり当事者同士でもよくある光景です。
私も否定されたことが何度もありますし、当事者会でそういった光景を何度も目にして来ました。

応援する気持ち

大事なのは「やる気に至るまでの努力を称えること」です。
本人がやろうとしている事はともかく、まずは「よくやる気になったね」と認めること。そしてそこに至るまでの経緯を応援してあげる気持ちだと思います。

同じ否定の意味であっても「やる気になったんだ、すごいじゃん‼私は協力出来ないけど、応援はするよ」と言われたら、そんなに嫌な気持ちにはなりませんよね❓

やろうとしていることが失敗するだろうと分かっていても、失敗も経験です。まず大事なのは「やろうという気になったこと」なのです。

アドバイス?否定?

「あなたがやろうとしている事はダメだ」というのは、本人はアドバイスのつもりかもしれませんが、受け取る側は「否定」ととらえるだろうと思われます。

これをアドバイスに変えるなら、どこを改善すれば良いかということを分かりやすく伝えなければなりません。

たとえば「それは面白そう。だけどここをこうしたら、もっと良くなると思わない❓」と言われたら、きっと受け取る側も納得しやすいはず。

またアドバイスは相手に可能かどうかも考えてあげなければなりません。相手にない能力でのやり方を振るのは、「お前には無理だろうけど」と相手を嘲っていることと同じだからです。

否定されても、やり続ける覚悟

一番手っ取り早いのは、本人が否定されても絶対にやり続けるメンタルの強さを持つことです。・・・難しいですが😅

たとえば私もYouTube配信をすると決めた時、色んな人に反対されました。配信を始めた後も否定され続けています。
「面白くないから止めろ」も未だに来ます。

私はそれに対して

  • 私は自分の配信が面白いと思ってる
  • あなたは私以上に面白いことがやれるのか❓
  • 今すぐそれ、やってみて
  • 今すぐ出来ないことは、永遠に出来ない
  • 私より面白い配信が出来るようになったらまた来て
  • 面白くないなら、配信見なきゃいいじゃない❓
  • それでリスナー0になったって、私は構わない(最初に戻る)
  • それはあなたの感想ですよね❓

などなど、言われたら3倍くらい返せる言葉を常に用意しています😅

まぁ正直、それくらいの語彙力とアドリブ力がないと、「しゃべり」がメインの配信者なんて無理ですけどねw一般公開にしていたら、嫌でもアンチコメントなんて飛んで来ますから。

余裕がある人は、他人のことは気にしない。

精神的に余裕がある人は、他人が何しようが全く気にしません。下手をしたら興味も持たないかもしれません。

色々言って来るのは、単にマウントを取りたいだけだったり、自分が満たされていない八つ当たりだったり、実は本人とは全く関係のない原因だったりします。

成功させたいなら素直に応援すれば良いし、「どうせ失敗するさ」と思っても「他人事だし、あいつが失敗しても構わない」と思うなら黙って見過ごしておけば良いだけです。

そして何かをやろうとしている人も、文句を言わせない方法を考えれば良いと思います。




若年層の悩みに触れてみた。


私はひきこもり当事者としての活動の他、YouTubeのサブチャンネルでゲーム実況をやっている自称「ひきこもり系ライバー」です。
ゲームジャンルは主にホラーゲーム。略してホラゲ。昔からお化け屋敷にトラウマがあり、怖い物は全て苦手でした。なのに前回「OMORI」というゲームをやってから、何故かホラーゲーム好きになってしまったのです。

先日、私は「OMORI」が終わって次のホラーゲーム「Ib(イヴ)」というゲームを実況配信していました。するとチャットコメントに「初見です」という文字が。過疎配信者の私はすぐさま喜んで「こんばんは、いらっしゃい🎵」「よろしくお願いしまーす」と音声で返しました。

そう、単に動画を視聴するだけでなく、こうして「双方向」である程度のやり取りもしていくのが私の好きな配信スタイル。自分がしゃべるだけでも、サクサクとゲームを進められて面白いのかもしれませんが、こうしてチャットの会話を拾っていく事で喜んでくれるリスナーも居るため、私はこのスタイルが気に入っています。

その日はお2人ほど初見さんが来られたのですが、最初の方は20代の男性だそう。最初はゲームの内容について話していましたが、ふとした事から「彼女が出来ない」という悩み相談に変わっていきました。そこで私は「私みたいなひきこもりが言うのもなんだけど、まず彼女欲しいなら、ひきこもってちゃダメだよね」と語っていました。

そしてしばらくして2人目の初見さんが来られ、その方は詳しい年代は聞きませんでしたが、察するに10~20代かと思われます。
この方も最初はゲームの内容についてチャットされていたのですが、ふとしたことから「LGBTQについてどう思うか❓」と聞かれ、そちらの方の話題に。

そしてその後もその方との会話は色々続き、まとめると

  • 友達と2人でVチューバーになりたい
  • 絵は自分たちで描く予定
  • 自分も絵は描くけど、友達の方が上手
  • でも友達に頼むと「自分で描け」と断られた
  • ゲーム配信者になるのを諦めようかと思っている
  • かっしーは男❓女❓

と、一部人生相談のような流れに。

ネットでつながる友情(?)

最後、そのVチューバーになりたい方は「人生相談みたいになっちゃってごめんなさい🙇」と謝って来ましたが、私は「別にいいよ^^私も普段、ひきこもりの人たちと関わって、人の話を聞くことには慣れているから」という風な返事をしました。

そして何となく察しました。
この子は友達と今、例のアバター絵の件で揉めていて、友達に相談が出来ない状況なのだ。そしておそらく「Vチューバーになって、ゲーム実況をしたい」など、親に言っても反対されるのが目に見えているという感じなのだろうな、と。

だから見ず知らずの私に、ネット越しに相談をし、さらにその子がやりたいと言う「ゲーム配信者」であるがゆえに、色々聞いてみたくなったのでしょう。

その子は(私はただのリップサービスだと思っていますが😅)「また来ます」「絶対来ます‼」と言い、そこで配信は終了しました。リップサービスでも、そこまで気に入って頂けるのは嬉しいもの。「いや、定期配信もしてないし、チャンネル登録もしてないんだから、絶対来ないだろう」と思いながら、珍しく押された「👍 3」という数字を見て、このうちの1つがあの子なら、きっと「おススメ動画」に私のゲーム実況が上がり、そこからまた遊びに来てくれるかもしれない、と期待する自分もそこに居ました。

ひきこもりと、似ている・・・

「彼女がいない」と言ったTさん、そして「また来る」と言ったMさん・・・このお2人の悩みを聞いていて、2人共「ひきこもり」というワードはなかったものの、このお2人の悩みはひきこもりの方々にも通じるものがあるな、と思いました。

周りの人が理解してくれないから、ネットの先の見知らぬ「かっしー」という謎の存在に相談する・・・しかも否定もしない、むしろ「Vチューバー、いいね🎵どんなキャラにするの❓」「ボクっ娘か~、可愛い子好き♥」「有名になっても『かっしー』を忘れないでね💧」と本気で応援する。彼らはそういう存在が欲しいだけなのです。

ただ否定せずに聞いてくれる人がいる。たったそれだけのことがどれだけ嬉しいか、私は知っています。だからそれを他人にも返したい、常々そう願っています。それは、こうして思わぬ形で叶うこともあるのですね。

何気なく、ただ「面白そう」で始めたゲーム実況ですし、過疎配信者ではありますが、とりあえず「やっていて良かった」と実感しました。
いえ、逆に過疎でコメントが少ないからこそ、1人1人にきちんと向き合えるのかもしれません。過疎配信、万歳w

◇◆◇

余談ですが、「また来ます」と言ったMさんには「ユーチューバーって儲かるんですか❓」とも聞かれました。
それに対して私は「収益化したことないから良く知らないけど、手数料で投げ銭の半額くらいは引かれるらしいね」「てかおい、私過疎配信者やぞ💧私も収益化出来るユーチューバーになりたいわ‼」といじってますw

そんなイジリOKの方は↓どうぞ^^;
 ※華声ですw

「しおりん」舞台裏制作話①