私が「ひきこもり女子会」に慎重な理由。

 

よく「かっしーさん、ひきこもり女子会やりませんか❓」というお声は頂きます。

コロナ禍前からオンラインで活動してた私ですから、当然その頃から考えていることではあります。もうかれこれ4~5年は温めてます。

でもまだ案を温めているだけです。
何故か❓
やろうと思えばすぐにでも出来る「環境」「ノウハウ」は整っています。

ただ実行出来ないのは、私が「継続性」を考えているからです。

「やろう」だけで始めて良いのか?

コロナ禍で「オンライン〇〇」が増え、ひきこもり・生きづらさ関係もオンライン化が増えて来ました。それは良い事だと単純に思います。

ただコロナ明けにどうするかはさておき、「果たしてこの会は続くのだろうか❓」という疑問を持つことはあります。
仲良しだけで集まって、何となくやり始めた・・・そんな雰囲気がある会も時々お見掛けします。「コロナの間だけだから」ならまだ良いのですが。


以前コロナで最初の緊急事態宣言が出始めた頃、こんな事がありました。

私はとあるオンライン当事者会に参加していて「女子会をやりたいんですよね」という話をしました。司会の方(男性)もそれを考えておられ、「オンラインでやるならかっしーさんが司会になるのが適任」と言われましたが、私の場合「オンラインのみなので、実はひきこもり女子のつながりが少ない」と言うと、リアルで女子会をやった事があるという方が名乗りをあげて下さいました。
その方が代表になり、私はオンラインの司会担当。いわば「共同主催」のような形です。

これで念願のオンライン女子会が出来ると思ったのですが、私が「ルールとかどうします❓」「Zoomを使うなら、告知方法など考えないといけないですね」「Zoomの参加方法も知らない方も多いでしょうから、Zoomの使い方をまずレクチャーするのも必要かもしれないですね」と色々ご提案させて頂いた所、相手の方は混乱してしまったようです。

それで結局、その代表者さんは私に「圧を感じる」となってしまわれたようで、後でその場の司会男性を通じて共同主催を辞退して欲しい、さらに女子会含め、その話をしていた場も出入り禁止となりました。
(その場に居た女性の何名かは、その女性のお知り合いで、私が相当圧を与えて苦しめているように見えてしまったようです💦)

それ以来、他のオンラインの女子会であっても何となく「時々理論で突っ走る私は、参加しない方が良いだろうな・・・」と、場を壊すのが怖くなってしまって、参加していません。お誘い頂いたら「予定が合えば行きます」とお返事しているものの、「予定が合わなくなった」などの理由をつけて結局参加しなかったり。

差別するつもりはありませんが、女性主催者さんは何故か「場当たり的」に始めてしまう方が多い印象です。

ルールは何のためにあるのか

私はルールなどきっちり決めてから動かしたい派です。

以前テーマパークで勤務していた事がありますが、「何かあってからでは遅い」という言葉を何度も言われました。なので開園前からずっとスタッフ同士話し合いを重ね「台風が来たらどうしたら良いか❓」「暗闇の中でお客様を混乱させずに誘導するにはどうしたら良いか❓」「どの段階で危ないと見極めるのが良いか❓」など、色々話し合って来ました。
それはスタッフ自身の身を守るためでもあり、何よりお客様の安全を守り、その上でお客様に安心してアトラクションを楽しんで頂くためです。

(こういう事をビジネス用語では「リスクマネジメント」と言います)

いつも安全とは限らない。だから危険が訪れた時、どうすれば損害を少なく出来るか。
それを常に考えるのが私の習性となってしまってるんですね😅
それが不安材料になって、今の不安障害の引き金にもなっている気がしますが。。。

ネット社会の危なさも、とある会社で昔サイバーレスキューとして働いていたので、ある程度は知っていると自負しております。アクセス制限かけようが、そこをかいくぐって来る人はいくらでもいる訳で。

あるいは他の女子会のチャットなども複数参加させて頂いた事があるのですが、多くの所が「マウント取り」みたいな事が起き、管理人が機能しなくなって空中分解してしまうのも、結構見て来ました。
その時、共通して言えるのは「ルールを作っていない」「あっても、ザックリしすぎて細かいケースに追及していない・例を出していない」「全員に浸透していない」などがあります。
ルールを理解しているのは、立ち上げ時から参加している、いわゆる「古参メンバー」のみで、しかもその古参メンバーもルールを自分たちの都合の良いものに勝手に書き換えてしまっているパターンが多かったです。
結果、新しく入った女性がまず会話に入れないし、歓迎ムードも何もなく、淡々とチャットが流れていき、淘汰される・・・という現象が起きていました。

ルールがあっても・・・

こんなことに遭遇した事があります。

とある女子会のチャットに参加させて頂きました。
ルールにはこう書いてあります。
「まずは自己紹介をしましょう」

しかし皆さん何だかダイエットの話で盛り上がっており、割り込める雰囲気ではありませんでした。なのでいずれ管理者さんから何かアナウンス的なものでもあるのかな❓と思いましたが、管理者さん自身が話にノリノリでこちらが自己紹介する流れを作ってもらえません。
結局話についていけず、そっと無言退出しました。
その翌日、管理者さんからDMで「何故無言退出したの❓」という問い合わせがありました。(正直私はそういう「去る者を追う」体質も好きではありません💧)「流れについていけなかったので」「ルールには『自己紹介しましょう』とあるのに、チャットを遡っても自己紹介を書き込んでいる人は1人も見当たらず、逆に自己紹介するのは場違いな気がしたので」とご返答させて頂きました。
すると驚くべきことに「かっしーさんがそんなに気を使う人だとは知りませんでした」という回答が返って来たのです。

まさか「ひきこもり」の名を冠する場所の管理者さんから、そんな言葉が返って来るとは思いませんでした。
まだ私もHSPという言葉も知らない時期の事だったので、仕方ないと言えば仕方ない事なのかもしれませんが。ネタで「空気読まない、無神経な所があるので」と言ってはいますが、実は結構・・・人間関係でもリスクマネジメントを意識するような気使いの人でもあるんですよ😅w意外とね。

ルールに定めてあっても、守る人が居ないのでは・・・という例です。

責任の重さ

仲間内で2~3回だけとか、たまに気が向いた時とか、「継続性」を無視するならばルールなど作らず、場当たり的にやっても良いかもしれません。

ですが継続性を持ってやりたいなら、私はやはりルールの土台だけでも作っておいてから始める方を推奨します。相手は人なので。参加者さんが傷ついてからでは遅い気がします。
開催回数を重ねていく中で参加者層が変わったりして、ルールが追加・変更される事はよくあります。私の会でも1年に1回くらいのペースでルールの追加・変更をしており、その都度お知らせをしております。
ただ土台があるとないのでは、大きく安全性が違って来ます。

主催者は、その場に参加する全員の「安心・安全」を守らなければなりません。またその安全を脅かす存在が出て来た時、どう対処するかも想定し、矢面に立って戦わねばなりません。時にはルール違反者を退場させる事で「冷酷な人」と思われる事もあります。が、私は常にその覚悟を背負っているつもりです。実際、出禁の処置を取った相手からしばらく恨み言のDMをしつこく送られた事もあります。
が、私が一貫して主張するのは「皆の安全のための判断」です。

これは私自身も冷酷だとは思いますが、でも致し方なくやっている部分なのですが。
たとえば悪意はないのだけれど、ルールがどうしても何度言っても守れない人がいます。私も2~3回くらいは注意で済ませます。が、回数が重なればいくらそういう特性を持った方であっても、問答無用でバッサリ・・・という事はあります。
冷酷に見えるかもしれませんが、これは実は2次被害を防ぐためです。「この病名を使えば、ルール無視をしても許される」と思い、堂々とルール違反をしてしまう人も出て来るかもしれません。こういう事が2次被害。
もちろん、特性があって・・・という事は私も把握していますし、そういう流れになる前になるべくストップをかけるように留意はしていますが😓

とにかく、負担は結構あります。

女性同士は特にトラブルが起きやすい。
「女子」をどの範囲でとらえるかも、まだ私には決まった範囲がない。
トラブルになった時、果たして私は平等にジャッジ出来るのか・・・

色んな課題を抱えており、しかも失敗例もたくさん見聞きしているので、慎重にならざるを得ないのです。

特にチャットで管理者さんから「あの発言」があった時、しばらく「女子会アレルギー」起こしてました。
なのでもしかしたら、私は一生女子会には手を出さないかもしれません。

「しおりん」舞台裏制作話①